堀川 能與 Yoshitomo Horikawa

2017年12月28日 21:21 · FBより

 5日間増永さんの後につかせていただき、サースチャーヴァーシュバンドの方々とのクリスマスキャロルを、すぐそばで、ほんとすぐ隣で見させていただきました。
 

 最高のバンドでした。今まで結構な数の演奏を生で聞いてきましたが、そのどれよりもすごい、比べてはならないとも思うくらい素晴らしい演奏でした。頭がじーんとする感動を覚える音楽を、バンドの方々の真隣で聞ける幸せは、後にも先にもこれだけな気もします。。深く、厚く、パワフルでエネルギッシュな演奏、何でこれほどまでに違うんだろ、と考えてもわからない、すごいものでした。

 増永さんにはたくさんご指導をいただきました。
村に訪問するということへの礼儀、村の方々への感謝、

フォークロアに関して、踊りに関して、研究に関して。
この村とこの村はすぐ隣なのにこんなに違うのか!とか、

ここの人達はすごく素敵だな、とか、

ここのジプシーとここのジプシーはこう生活や踊りが違うのか!とか、

ジプシーの人達のエナジーとか、

ジプシーの人達の音楽がかかったときの雰囲気とか、

ジプシーの人達の踊りの素晴らしさや熱感とか、
どんな生活なのか、

どんな料理を食べるのか、

どんな家にすんでるのか、
百聞も千聞も一体験に如かず、

ということを学びました。


 フォークロアは知らないこと、わからないことばかりで、今までどれ程知らなかったことが多かったか、勘違いや誤解があったかを知りました。

たくさん知ることができ、自分が全然知らないことを知りました。
だから次はこれをする!というのはまだ見つかってません。ゆっくり考えていきます。
自分が何ができるのか、自分がこれから踊りとどう向き合っていくのか、踊りは今後どうなっていくのか、日本で踊るということ、環境はどうなっていくのか、考え出したらきりがないですが、きりがないから考えていきたいと思います。

 サースチャバシュ・バンドのかたには、ヨージ!ヨージ!(僕の名前の略称ヨシがハンガリー人の名前のヨゼフの略称ヨージに似ている)と呼んでもらい、楽器を運んだりちょっとしたことを手伝わせてもらいました。
ヨージ!よかったよ!と最後にいっていただけたので、邪魔にはなってなかったのかな、とちょっと安心してます。

 増永さんについて回らせていただくのは、夏のツアー、秋の結婚式に続き、三回目だったのですが、回を経るに連れて増永さんのパワーとエナジーとに圧倒されます。四十才以上年上というのは嘘なんだと思います。また、どの村どの居住区にいっても「テツオ! オー、テツオ!」「先生!」という人ばかりで、増永さんへのその土地の人からの敬愛、尊敬を感じました。こんな方の後ろで回らせていただき、見て感じたことは、僕の今後の民族舞踊生命での宝です。

 
 土地の美しさを目で感じ、音楽の素晴らしさを耳で感じ、住んでいる環境のにおいを鼻で感じ、その土地その土地のおいしい食べ物を舌で感じ、握手の強さや使っているものの感触を肌で感じました。五感でたくさん感じたくさん学びました。

 

 こんなことを40年続けてらっしゃる増永さんへの尊敬がより強まったこの11日間です。

帰国してから、またじっくり踊りと向き合おうと思います。
たくさんの誤解と無知と向き合いながら、自分が楽しめるよう好きに踊りたいと思います。

興奮してぼーっとしてるので長々書いてしまいました。。

  • Facebookの社会的なアイコン
  • Facebook
  • YouTube
  • Facebookの社会的なアイコン