ロマフェスト・ジプシーフェスティバルに思う coco鮎美​ 2021/02/16

< 人間である事すべてを祝福するコミュニティ>

なにやら...最終回?!の噂が立っている、

記念すべき10年目のロマフェスト・ジプシーフェスティバル。この投稿は、集客目的ではありません。

勇気を持ってこの投稿をする理由には、

フェスティバル開催、10周年を記念して、今、なぜこのフェスティバルが開催されて来ていたのか、知ってもらいたい事があるからです。

今回、このフェスティバルに関わってくださり、わたしが大変お世話になって来た方々を、投稿を読んでいただきたいのと、今までの感謝を込めて、tagさせていただきました。

心から、10年続いたフェスティバルとわたしに関わってくださり、誠にありがとうございました

(コロナ禍のいろいろな事情があると思いまして、他団体の仲間の出演者は敢えてtagしませんでした)

さて....

今回、主催者から許可を得て、イベントが開催される事をお伝えします。

3/6 (土)に15:00〜18:00の3時間に縮小、席も会場の半分に、コロナ感染拡大防止対策を、会場となる国立オリンピック記念青少年総合センターのルールに従い開催されます。

去年1年は、コロナの感染拡大防止対策としてリアルイベント出演を自粛したわたしですが、今年このフェスティバルには出演します。むしろ、フランス移住出来なかったおかげで、今回、わたしも出演出来ます。

わたし自身の想いはもちろん、

地球の文化伝承に関わるこのフェスティバルの主催者の話、

日本人が関わるフェスティバル発足に繋がる話をめちゃくちゃサクっと綴りました。

(今回のフェスティバルの様子が知りたい方はDVDで鑑賞も4月以後可能です。3/6に来場し、閲覧を希望の方は、全指定席で調整がありますので2/19までの対応になります。お申し込みに関する注意事項が1番下にありますので、必ずお読みになってください。よろしくお願いします!)

-----本題-----

みなさんはロマフェスト・ジプシーフェスティバルをご存知でしょうか?(フェスティバル概要は1番最後に載せました)

何故、ジプシーとして生きていない日本人が踊っているか、ご存知ですか?

主催者の増永哲男氏は、日本で学生時代からフォークロアダンスを踊り、日本の民俗舞踊の知見も深く、何十年にも渡り東ヨーロッパのフォークロア界の国立舞踊団を日本に招聘して日本ツアーを行って来た方です。日本中のフォークロアダンスをする日本人のためのフェスティバル「ワクワク交流会」も行っています。日本のフォークロアダンス界では知らない人はいないと言っても過言ではありません。

1年を通して、日本と東ヨーロッパを何度も行き来し、現地にも家を持ち、現地のジプシーたちや人々と暮らしながら、さまざまな踊りと音楽の文化(民俗)を共にする人生を送って来た方です。

日本にも、踊りを映像に収める舞踊専門の株式会社ビデオテクニカを設立しています。

増永氏はある時、その年の日本ツアーに招聘する国立舞踊団といつもの準備をしていたところ、心うたれる音楽と踊り、生き方をしていた「ジプシー」たちと出会いました。

これが、日本に東ヨーロッパのジプシーたちを招聘し始める始まりです。この出逢いのドラマも感動的ですが、また違う機会にご紹介します。

それでは、

-------何故日本人が関わるようになったのか?

それは2011に起きた東北地方太平洋沖地震が大きく関わっています。

3/11にルーマニア・マケドニアから招聘されたジプシーたちが、ちょうどロマフェスト・ジプシーフェスティバルの本番前で、会場で地震を体験していました。体験したことのない地球の揺れ、大泣きしたり、恐怖に慄きながらも、彼らが何をしたかというと、

「これでも開催してくださいますか?!」と、増永氏たちの興行の長年常連客で連絡をして来た、何百人のお客様の中から、

歩いてでも行きたい!という3人のお客様の為に、

会場の外で演奏と踊りを短く披露したのです。

ずっと楽しみにしていて、歩いて会場に来た3人のお客様に、

スピーカーも照明も使わない

外の広場で、

笑顔で披露したジプシーたち。

そこにいることがすべて

生きている事

その時の彼ら・彼女らの音楽と踊りを愛している姿、

生きる為に芸能を職能にしているジプシーたちのチカラ、

仕事ではなく、

生きているから歌い踊り演奏をし、

感情を表現するひとつとして、

演奏や歌や踊りをするものもいる

悲惨な事が起きた3/11

しかし、生きているから、

そんな感動を、その日に体験したみんな。

増永氏は思ったそうです。

「日本にもいるのではないか?こんなジプシーみたいな表現者たちが」

これが2011の10月に、日本人のダンサーで

ロマやジプシーというもの、

そのルーツを研究したり、愛しているダンサーが参加するフェスティバル第一回目が開催されたきっかけになります。

-----

最後に、

わたしにとってのロマフェスト・ジプシーフェスティバルの話です。

この10年で、わたしにとってこのフェスティバルは、単なるイベントではなくなりました。

フォークロアとグローバリズム

人間の信念に、文化形成

今まで1人で旅をし、身をもって体験してきたものを、2011このフェスティバルにお声がけされた事から、ありのままにそれを観て会話してくれる、増永氏と、同じ志を持つ仲間たちに出会えました

(まさか、フェスティバルを通して、人生の伴侶にも出逢うとは思ってもいませんでした)

「人間とは何か?」を

体臭や

汗や

涙や

声や

想いや

感情や

たくさんのさまざまなエネルギーのドラマの中で、わたしは知って行きました。

日本、ハンガリー、フランス、インドで

この10年、主宰の増永さんとわたしの主宰するEthno-Exotica Vaudevilleのダンスメンバーたちと人生を共にしながら、学んでいきました。

Romafestに関わるスタッフ、

ロマフェスに出演する仲間たち、

たくさんの教授や研究者の方々、

応援してくれる方々といる事で

「人間とは何か?」を知っていく事が出来ました。

この10年での人生ドラマは、

言葉を選んで定義し難いくらい。

ただ言えるのは、

ロマやジプシー、そのルーツを研究/愛している日本人を集めて、みんなで踊り合い、音楽を奏でて、語ろう!との想いを込めて、

日々私たちと関わり、

成長を促し、

自身の学びも深めながら、

日本人が関わるこのフェスティバルを発足してくれたTetsuo Masunaga氏に感謝で胸がいっぱいです。

------閲覧ご来場申し込みに関する注意------

コロナ禍におけるイベント開催は、主宰側の対策と、参加側の対策すべての人の信念からなる行動の調和により成り立つものと考えています。

会場は必ず施設に入る前に、入館前の第一関門であるサーモグラフィーでの検温があります。

チケットお申し込みは、ほかのコロナ禍で開催されているイベント同様に自己責任でお願いいたします。

初めてロマフェストジプシーダンスフェスティバルにご来場される方は特に、

今回のチケットのお申し込みは、

コロナ感染拡大予防対策の一環として、身元を明らかにした状態を作ります。

お申し込み方法は:

必ず応援したい今回の出演ダンサーに直接連絡を取り、ダンサー経由での購入です

締め切りは2/20です

どうぞよろしくお願いします!

--------------詳細---------------

第10回ロマフェスト・ジプシーフェスティバル

2021年3月6日(土)15時開演

国立オリンピック記念青少年センター大ホール

14:40 開場

15:00 開演

18:00 終演

演目スケジュール・出演者 (2/20までに確定)

https://www.folklorereport.com/2021

標準チケット料金4000円全指定

小学生〜高校生 2000円全指定

未就学児は無料 (席を必要とする場合には2000円で1つ席の購入が可能です)

応援者名は、万が一、感染者が出た場合の連絡に必要です。

今回はコロナ禍での開催となります。

一般不特定多数への宣伝はコロナ感染予防のため自粛します。

今回フライヤーチラシポスターは作成しません。

当日券はありません。

ロマフェスト常連お客様にはロマフェストからメールにて案内します。

ロマフェストジプシーたちとコンタクトはありますが、現地も厳しい状況です。

ジプシー本人たちの国外からの参加は現時点で不明です。

10回目で初めてのことになりますが、頑張ります、がんばりましょう。

出演者応援者参加者の皆さまにご不便をおかけしますが、

フェスティバル運営進行に次の四項目についてご協力お願いいたします。

1)ホールの最大入場者数はホールキャパの半数となります。750席の半数375席利用

   みんなで応援しあいたいと思います!

2) ホール参加利用者の個人名が必要になります。チケットお申し込みの際にご来場されるすべての方のカタカナでフルネームをご記入ください。

3)会場入場前の手洗い、会場内客席でのマスク着用必須になります

   舞台上出演者のマスクは不要、かけ声歌声は可

   客席からの拍手による応援は大歓迎、マスクをしてのかけ声応援は可。

   ご自分の席の前一席、後一席、右横一席、左横一席は空くように指定されます。

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フェスティバル趣旨

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文字で記録を残すガージョ(非ジプシー)の文字伝承文化に対し、文字を持たないジプシー(以降ロマと表記)たちは五感による表現により伝承してきました(感覚伝承文化)。

オリジナルなロマの表現にその土地のガージョのフォークロールを融合し、その土地に、その国に、独特のロマダンスがクリエイトされていきました。

だからロマダンスはひとつではありません。西アジアには西アジアの、アラブにはアラブの、バルカンにはバルカンの、ヨーロッパにはヨーロッパのジプシーダンスがあります。

ジプシーダンスの種類を正確に数えることはできませんが、大まかに民俗(フォークロール)地方の数だけは在ります。

このフェスティバルはそのロマダンスやスタイルを目指す、愛する、研究するダンサーが一同に会し、このコロナ禍1年の成果とジプシーダンスロマフェスト愛を発表します。 

NPOロマフェストJAPAN

代表 増永哲男

080-4203-5203