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Folklore Report 166

 

バルト3国

リトアニア国立

民族音楽舞踊団
 

リトアニア共和国在日大使館開設記念公演

バルト三国リトアニアは
音楽・衣装・ポルカの3王国


  リトアニアはバルト海南東岸に位置し、北をラトビア、東をベラルーシ、南をポーランド、カリーニングラードと接する人口371万5400人、国土6万5200平方キロ(北海道の78%の面積)の共和国です。1939年1月より40年8月までにカウナスに領事館が設置され、杉原千畝副領事が領事館閉鎖前にビザを発給し、ユダヤ人難民6000人の生命を救ったことは有名です。また四年に一度の、国民の半数以上が民族衣装で参加するリトアニア音楽祭は質の高さで特に有名です。次回は2002年です。彼らの合唱は本当にうまい、感心します。

 リトアニア国立民族音楽舞踊団"リエトゥワ"は
 1946年に設立されリトアニアの首都ヴィリニュスに本拠地をおいています。バルト三国唯一の国立およびプロフェッショナルの音楽舞踊団です。ポルカを主としたレパートリーの中に18世紀上流社会のヒストリカルダンスも含まれ、その衣装と踊りは華麗そのものです。エストニア・ラトビアの踊りもレパートリーの中に含まれています。バルト海対岸のスウェーデン、南のポーランド、リトアニアとの音楽と踊りのコントラストがよく見えてくるでしょう。全てのプログラムをカンクレス(膝の上で弾くチンバロン)・スクドゥチャイ(笛)・ビルビネス(太い縦笛)等のリトアニア伝統楽器のみを使用して演奏する音楽からはリトアニア文化の誇り高さを感じさせます。舞踊手24名 音楽舞踊手8名 音楽8名 芸術監督1名 衣装2名の計43名の日本初公演となります。

 

 


プログラムの一部紹介

KUPOLINIS (St.John's night dance)
夏至祭の踊り 
アウクシュタイティヤ地方
聖ジョーンズの日は一年の中で昼が一番長く夜が一番短い日です。この日に全ての夏の花は咲きそろい、娘たちは牧草地や丘にハーブを摘みに行きます。ハーブと花や草の色々を組み合わせ、奇麗な花束や花輪を作ります。その花輪を後で河水に流し、自分の未来像を占うようにします。夜になると聖ジョーンズの火を焚き、その周りで踊り、順番に神聖な火の上を飛び越えます。そしてこの日に結ばれた若者はいつまでも幸せになれると言い伝えられています。曲名のKUPOLINISはハーブを摘みに行くという意味です。

 

KULIMO SOKIS(Threshing dance) 
脱穀の踊り
ジェマイティヤ地方
バルト海に面するこの地方の人々は昔から夏も冬も1年中、木靴を使用していました。この踊りは脱穀の時にでるリズム、2、3、4、5、6拍子といろいろなリズムを木靴で表現しています。娘たちはこのおもしろい雰囲気の脱穀のリズムに惹かれ踊りの中に加わります。

 

VESTUVINIAI SOKIAI(Wedding dances)
結婚式の踊り
ズーキヤ地方
花婿の縁者や友人である招待者たちは立派な馬に乗って花嫁の家に集まります。そこでは花嫁の仲間や両親は今朝早く作ったパンを持って歓迎します。若者たちは踊り始め、パーティーへ誘われていない人(Guogiaiとkriukninkai)も途中から参加し踊ったり、仲人の妻を投げ上げながらウエディングケーキを催促します。4人の婦人たちが男を担ぎ上げ水車のように回す遊びは面白そうです。ズーキヤ地方はポーランド文化の影響が多く見られます。


SVENTINE POLKA(Holiday polka) 
祝日のポルカ 
スヴァルキヤ地方
ポルカは古い時代にリトアニアに持ち込まれました。リトアニア人の音楽に多くの影響を与え、村の若者たちに熱狂的に受け入れられました。明るく楽しく軽快なリトアニアのポルカでフィナーレを迎えます。最後に麦わら帽子をとり空高く投げ上げゲストにお別れと感謝のご挨拶をします

フォークロールレポーター 増 永 哲 男

 

 

 プロ

アウクシュタイティヤ地方


1.DAUDYTIS(ダウディティス)
とねりこ材、ひつじやなぎ、楓、楡、白樺の幹から真っ直ぐに伸びた1.25mから1.7mの長さの吹奏楽器です。ダウディタスはファンファーレとして使われています。それはアウクシュタイティヤ地方のオリジナルな楽器でしたが、今では全リトアニアに普及されました。(Firzai)

 

2.KEPURINE(歓迎挨拶の踊り)
古い時代からリトアニアの人たちは大事なお客様を歓迎する時、太陽と豊作のシンボルである金色に輝く麦わら帽子を持った娘たちが、鄭重に深く低くお辞儀をしながら迎えました。ようこそLIETUVAへ。(Dusetos)

 

3.PASIUTPOLKE(熱狂ポルカ・Frantic polka)
風に乗って飛ぶように踊るパシウトポルケは元気な楽しく休日に不可欠なものでした。またこの踊りは村の優秀な踊り手しか踊りませんでした。なぜなら、いったん踊り始めると休憩無しに踊り続けなければいけませんでした。(Rokiskis)

 

4.SUTARTINE"TREPUTE"
スタルティネはリトアニア民俗多声楽の典型的な一つです。それは正確なリズムの刻みと協和音の鮮明さを/にがさ/持った不協和音多声楽です
舞台ではスタルティネは8名のシンガーダンサーが二組に分かれて唄いながら演じられ、いろんな休日やお祭り、結婚式や農作業のなかで踊りやゲームの伴奏として唄われています。近隣地方や近隣諸国にもないアウクシュタイティヤ地方独特のものとして現在まで続いています。トレプテは最も特徴あるスタルティネの一つです。(Birzai)

 

5.アウクシュタイティヤのフォークダンスメドレー
アウクシュタイティヤの村々で調査され採集されたフォークダンス・メドレーです。これはコレオグラフされていないオリジナルに近い形で紹介いたします。
1)Aleksandra , 2)Abelyte , 3)Noriu mlego , 4)Plauskutis , 5)Gudo duda , 6)Del nu polka , 7)Minijonas , 8)Malunelis , 9)Ramtaturis , 10)Barboryte
特徴ある4っつの踊りを紹介します。
Aleksandra : このタイプの踊りはリトアニアが150年間ロシア帝国の一部に組み込まれた時代のものです。アウクシュタイティヤの町の一つであるザラサイはアレキサンドロフスクと命名されました。そこで上流階級のパーティや特別な行事の時に踊られました。(Rokiskis)
Abelyte : ザラサイ地方の若者に踊られる速いテンポの楽しい踊りです。アベリテはアウクシュタイティヤの方言で「小さなリンゴの木」の意味です。リンゴの木のまわりでリンゴのまねをしながら踊ります。(Zarasai)
Malunelis(風車) : ラトビアや北アウクシュタイティヤで一般的な踊りです。夕方の集いでは早くてエネルギッシュなこの踊りは若者たちに好まれました。風車の羽根のようにサークルは回ります。(Pasvalys)
Barboryte : 様々なお祭りや楽しい集会で若者が踊りました。高度な技術をお互いに持ったカップルの踊りです。バルボリーテは女の子の名前で、この踊りのリーダーになります。(Panevezys)

 

6.KISKELIS (小うさぎ)スクドゥチャイによる音楽演奏
スクドゥチャイはとねりこ材や楓から作られる管楽器です。筒は8-20cmの長さで、単音のため数本を束ねて1セットにします。音程は筒のなかに押し込んであるコルクを上げ下げして調整します。スクドゥチャイはアウクシュタイティヤとゼマイティヤでは最もポピュラーな楽器です。(Rokiskis)

 

7.KUPOLINIS(聖ジョーンズの夜・夏至祭)
聖ジョーンズの日は一年の中で昼が一番長く夜が一番短い日です。この日に全ての夏の花は咲きそろい、娘たちは牧草地や丘にハーブを摘みに行きます。ハーブと花や草の色々を組み合わせ、奇麗な花束や花輪を作ります。その花輪を後で河水に流し、自分の未来像を占うようにします。夜になると聖ジョーンズの火を焚き、その周りで踊り、順番に神聖な火の上を飛び越えます。そしてこの日に結ばれた若者はいつまでも幸せになれると言い伝えられています。曲名のKUPOLINISはハーブを摘みに行くという意味です。(Uzpaliai)

ジェマイティヤ地方

 

8.PAKELTKOJIS(木靴の踊り)
ジェマイティヤで好まれる履き物は木靴(クルンペ)です。それは快適ではないけれど非常に実用的であり、面白い踊りには最適です。若者たちは彼らのかっこよさと技術を発揮し木靴で踊ります。(Vieksniai)

 

9.KUBILAS (大きな桶)
昔の大樽はいろいろな目的に使われていました。村の人々は脂身、水、穀物やら何でもその中に貯め込みました。万華鏡的なフィギュアの変化や早周りを踊りで展開します。(Silale)

 

10.OZELIS(小やぎ)
羊飼いたちはいろいろな鳥のように飛んだり、山羊のけり足をまねして、お互いに楽しみ遊び踊ります。(Telsiai)

 

11.GAILINGIS
羊飼いたちは牛からカウベルを取り外し鳴らします。そして娘たちの気を惹きつけ、彼らの全てを娘たちに披露し、ダンスに誘いました。(Barstyciai)

 

12.TELSIU KLUMPAKOJIS テルシュのクルンパコイス
Lamzdelis(ラムズデリス)Birbyne(ビリビーネ)Kankles(カンクレス)による音楽演奏
管楽器ラムズデリスはエボナイトや木で作られ、半音階の高い技術を必要とする楽器です。朗らかな明るい音色を出します。
管楽器ビルビーネはソプラノビルビーネ(楓やトネリコ材の堅い木で作られ、先に6-8cmの動物の角がついている)、テノールビルビーネ(59cm)、コントラバスビルビーネ(ブリキで作られた4つの三角形の筒が特徴)の3種類があります。
弦楽器カンクレスはバルトの楽器として知られ、形と弦の数で、1)東北アウクシュタイティヤ、2)北西アウクシュタイティヤとジェマイティヤ、3)北西ジェマイティヤとスヴァルキヤの3種類に分けられます。

13.KULIMO SOKIS(脱穀の踊り)
バルト海に面するこの地方の人々は昔から夏も冬も1年中、木靴を使用していました。この踊りは脱穀の時にでるリズム、2、3、4、5、6拍子といろいろなリズムを木靴で表現しています。娘たちはこのおもしろい雰囲気の脱穀のリズムに惹かれ踊りの中に加わります。(Plunge)

14.RUSNIETIS(ルスネの大漁祝い踊り)
古い漁師町るすねの人たちは大漁の時”RUSNIETIS”(るすにえてぃす)を踊ります。この踊りは"Dzingeliavimas"と"Rusnes kadrilis"の2パートで構成されています。この踊りの動きは自然であり、船のデッキで働く漁師のようです。近隣の漁師たちがやってくればみんなで楽しいカドリールを踊ります。(Rusne)

 

休憩

 

ズーキヤ地方

 

15.GASPADINES ISKVIESTINIS (主人の招き)
日曜日に主人は羊飼いたちを休めさせ、一緒にもてなします。この踊りは羊飼いたちの働きようを感謝し、日曜日を祝います。(Varena)

 

16.KERTINIS JONKELIS
ヨンケリスは広くリトアニアに普及したカドリールの一つです。この踊りを踊りながら、若者は踊りの紳士的立居振るまいやマナーを学びます。リトアニア人の気質がよく現れています。(Puvociai)

 

17.ズーキヤのフォークダンス・メドレー
1)Antaniukas , 2)Marcinkauskas , 3)Siadu batai , 4)Ziogeliai , 5)Sukcius , 6)Sestinis , 7)Mikita , 8)Polkute , 9)Varsavska , 10)Tancius
Marcinkauskas : このポルカは一番最初にこの曲を演奏した楽士の名前が付けられています。いろいろな休日にカップルで踊られています。(Nedzinge)
Sestinis : 祭りや結婚式に古くから1チームが4組または8組の気のあった仲間が集まって踊られていました。初期の記録では"SIUSTAS"と呼ばれていました。なぜならSIUSTASは(メインフィギュアーの間中、「私のそばを通れ」言い合っています)(Alytus)
Varsavska : 名前の通りこの踊りはポーランドからやってきました。リトアニアとは全く違うステップとメロディを持ったこの踊りはゆっくりとズーキヤに広まり、今ではリトアニア全土で若者の間で好まれて踊られています。(Lazdijai)
Tancius : この踊りはダンスパーティの終わりの頃に踊られます。2組のカップルが一緒になって前後に揺られながら踊られます。(Birstonas)

 

18.VESTUVINIAI SOKIAI (結婚式の踊り)
花婿の縁者や友人である招待者たちは伝令者は立派な馬に乗って花嫁の家に集まります。そこでは花嫁の仲間や両親は今朝早く作ったパンを持って歓迎します。若者たちは庭で踊り始め、パーティーへ誘われていない人(押し掛け客Guogiaiとkriukninkai)も途中から参加し踊ったり、仲人の妻を投げ上げたりしながら、ウエディングケーキを催促します。4人の婦人たちが男を担ぎ上げ水車のように回す遊びは面白そうです。ズーキヤ地方はポーランド文化の影響が多く見られます。(Merkine)

スヴァルキヤ地方

 

19.RUGUCIAI (収穫の踊り)
スヴァルキヤの踊りには農作業をまねる動作がたくさんあります。レグチアイもライ麦の刈り取り、束ねる、稲むらに積み重ねる作業を表現しています。(Sintautai)

20.MEDINIS ZRGELIS (木馬) SKRABALAI演奏
とねりこ材や楓を丸のみで彫った木製の台形の、縦9-14cm、横5-7.5cm、厚5-9cmのベルです。本来、羊飼いたちは放牧されている牛の首にスクラバレイを下げて、牛の居場所確認ために使用していました。現在はこのような楽器としてリトアニア全域で使用されています。ベル形の箱は7段に重ねられ暖かい木の音色が響きます。(Marijampole)

21.POLKA SURAGUCIAIS
約100年以上前にチェコからポルカはリトアニアに持ち込まれました。リトアニア人の音楽に多くの影響を与え、バラエティに富んだポルカはリトアニアの若者たちを熱狂させました。スヴァルキヤは西側に一番近く、いち早く普及しました。おでこに両手の人差し指で角をつくり、自分のパートナーを招き踊るポルカスラグチエイスは夕方の集い(vakaruskos)で若者たちの大好物でした。(Sakiai)

 

22.ラトビアとエストニアの音楽

 

23.HIJU VALSAS (エストニアのヒユ島の漁師の踊り)
エストニアのヒユ島にすむ漁師の踊りは彼らの気質とマナーがよく現れています。

24.RUCAVIETIS (ラトビアのルカヴァの踊り)
明るく陽気で元気いっぱいのルカヴィエティスです。ラトビアの町の「ルカヴァの踊り」の意味です。

 

25.SVENTINE POLKA(Holiday polka) 祝日のポルカ 
明るく楽しく軽快なリトアニア・スヴァルキヤのポルカでフィナーレを迎えます。最後に麦わら帽子を空高く投げ上げ、お客様にお別れと感謝のご挨拶をします(Sakiai)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リトアニアは美人王国だ

  プロ

 

1.DAUDYTES ファンファーレ Aプロ参照

 

2.ISKILMINGASIS APLINKINIS "ZOLYNELIS" 

(ヒストリカルダンス”牧草”)
衣装や踊りは16世紀前後までさかのぼるヒストリカルダンスです。社交儀礼式典に厳かに舞踏場で踊られていました。(Panevezys)

アウクシュタイティヤ地方
JONNIU SVENTE(St.John's holiday)夏至祭

 

3.AUKUSTAITISKAS KADRILIS (カドリール)
カドリールは19世紀西ヨーローパから広まりましたが、アウクシュタイティヤへはセントペテルスブルグを経由してやってきました。長年に渡り踊られている内にアウクシュタイティヤ風になり各地で高く評価され愛好されるようになりました。リーダーが次の動作を指示するカドリールが好まれました。(Utena)

 

4.NASLINIS JONKELIS (やもめのヨンケル)
パートナー無しで踊りにやってくる男もたくさんいました。そのやもめたちは他のカップルの女性をうまく誘い出して自分のパートナーにするためいつも工夫を凝らしました。(Rokiskis)

 

5.VAINIKELIS (花の冠)
娘たちは草地をハーブを集め綺麗な花を摘みながら花の冠を作って行きます。そして今夕の聖ジョーンズの日に花の冠をかぶり、一緒に行く男の子たちを待っています。その情景がほほえましく、とても可愛い踊りです。(Dusetos)

 

6.OI TA TA (オイタタ)
これは若者がパートナーを選ぶときのゲームです。娘たちは頭にかぶっていた花の冠をとり、好きな男の子に方に投げ上げます。うまく冠がとれれば今夕はその二人で踊り続けます。(Kamajai)

 

7.JONPOLKIS (セントジョーンズ・ポルカ)
Polka of St.John's night といわれるほど夏至祭には必ず踊られます。若者たちは楽士や聖火の周りをまわりながら踊ります。(Juzintai)

8.PADAINUOSIME SUSEDE

(立って唄いましょう、座って唄いましょう)コーラス
立って唄いましょう。座って唄いましょう。しゃがんで唄いましょう。お互いに抱き合って唄いましょう。(Jgnalina)リトアニア唯一の原子炉のある町

 

9.PAKELTINIS (足をできるだけ高く)
聖ジョーンズの夕の最後が近づくと楽団はパケルティニスを演奏します。若者は足を高く跳ね上げながら元気に回ります。(Rokiskis)

 

10.PIEMENUKAL (可愛い羊飼い) 
Lamzdelis(ラムズデリス)Birbyne(ビリビーネ)Kankles(カンクレス)による音楽演奏

 

ジェマイティヤ地方

 

11.SLINKIS (怠け者)
若者たちは木靴で彼らの運動能力を鍛えますが、怠け者がいました。かれを鍛えなければいけません。(Telsiai)

 

12.KLUMPAKOJIS (木の靴・クルンパコイス)
男の子たちは木の靴で遊んでいます。それを見ていた女の子たちはいたずらを思いつきます。自分の木の靴と取り替えました。小さくなった木の靴を履いた男の子たちは・・・。可愛く楽しい踊りです。(Plunge)

13.PEMPEL,PEMPEL タゲリの唄

早口言葉を唄にしたもののなかでジェマイティヤで一番有名なものがこのペンペルペンペルです。(Telsiai)

 

14.SOK , MERGELE

(お嬢さん、踊ってください)スクドゥチャイによる音楽演奏(Kursenai)

 

15.ジェマイティヤのフォークダンス・メドレー
1)Vajaunas , 2)Duja , 3)Galiopas , 4)Pampaljonis , 5)Seinas , 6)Greicpolkis , 7)Kalatinis , 8)Lelingeris , 9)Ozelis , 10)Grecinike
Vajaunas : ゆっくりした静かなカップルダンスです。それは自然なテンポと正確な5っのパターンによって踊られます。この踊りは壮年層に好まれています。vajaunasは戦いを切望する人々の意味です。(Seda)
Seinas : 4っのパートからなるカドリールです。seinasはジェマイティヤの方言で干し草です。(Kursenai)
Ozelis : カップルで踊るこの踊りはシンプルな動きと山羊の角を真似る仕草が楽しく可愛いく印象に残ります。(Barstyciai)
Grecinike : ジェマイティヤでは最もポピュラーな踊りです。明るく楽しいこの踊りは次から次へとパートナーを変えていくためエンドレスダンスといわれています。(Silale)

16.TRA-LIA-LIA , O LIA-LIA ジェマイティヤ馬の唄 (Silale)

 

17.RUSUNIETIS  Aプロ参照

 

休憩

 

ズーキヤ地方

 

18.STARKUS (コウノトリ)
ズーキヤの羊飼いたちの最もポピュラーな遊びは竹馬です。牧草地を歩くコウノトリを真似て踊ります。また竹馬から飛び降りていろいろなトーナメント(勝ち抜き)ゲームをしますが時には喧嘩にもなります。最後には仲良く羊飼いの唄を歌いながら家に帰ります。(Merkine)

 

19.POLKUTE (小さなポルカ)
いろいろな回転が組み合わされ、だんだん早くなる元気のあるリトアニアンポルカの一つです。(Alytus)

 

20.KADRILIS (カドリール)
5っのパートからなるこのカドリールは唄を歌いながら踊られ、最後はポルカで終わります。(Varena)

 

21.ZIRKLES (はさみ)
羊飼いたちの大事な持ち物、いざとなれば武器にもなるものは棒です。娘たちはその棒を取り上げ、羊飼いたちを挟みます。挟まれないように飛び跳ねながら上手にはさみから逃げます。娘たちも次から次へと新しい技を仕掛けます。最後には羊飼いたちもギブアップです。娘たちの表情がとても印象的。(Lazdiai)

 

22.SLEPSIUKAS (老人の踊り)
粘土で作ったモリヌカス(オカリナよりちょっと大きい楽器)は最初は羊飼いや子供の動物や鳥の形をした音の出るおもちゃでした。今は広くリトアニアに楽器として普及されました。このモリヌカイを中心に演奏します。村では夕方になると若者だけではなく老人も好きなポルカを踊るため集まってきます。シュレプシウカスは柔らかく静かに踊らなければいけません。誰かが目立つ踊りをすればすぐに娘たちの制裁が飛んできます。出る杭は打たれる!の踊りです。

 

23.PINTUVIU POLKA (結婚式のポルカ)
このポルカは結婚式前夜、独身最後の夜に踊るポルカです。明日の花嫁の頭にはまだ花の冠が乗っています。若者たちは仲間との別れと明日からの花嫁の幸せを踊りで伝えます。そうして若者たちは次から次へと花嫁をひとときも休ませず踊り続けます。

 

スヴァルキヤ地方

 

24.PASOKEK (ジャンプアップ)スクラバレイ演奏
打楽器スクラバレイはAプロ参照

 

25.スヴァルキヤのフォークダンス・メドレー
1)Sitam dideliam bury , 2)keturine , 3)Subatele , 4)Polka su raguciais , 5)Pjoriau siena , 6)Kalvelis , 7)Bindziukas , 8)Syvis , 9)Koja koja , 10)Suktinis
Sitam dideliam bury : (大きな集まりのなかで)この踊りは子供や青年たちに非常に好まれています。カップルの数に制限なく踊ることができ、女性と男性を称賛する唄を唄いながら踊ります。(Marijampole)
Polka su raguciais : (角のポルカ)音楽がかかるとその中で一番機敏活発な子が踊り始め、自分の好きな子の前で、おでこに角をつくり高く飛び上がり、踊りに招きます。この地方ではパートナーを選ぶのによく踊られました。(Sakiai)
Syvis : (白いたてがみの馬)馬に乗っている姿を思わせるスヴァルキヤで人気のある踊りです。(Vilkaviskis)
Suktinis : 古くから踊られている踊りで、どんな祭りでも最後に踊られるスヴァルキヤで一番人気のある踊りです。(Marijampole)

 

26.ラトビアとエストニアの音楽

27.HIJU VALSAS (エストニア ヒユ島の漁師の踊り)Aプロ参照

 

28.RUCAVIETIS (ラトヴィア ルカヴァの踊り)Aプロ参照

 

29.SVENTINE POLKA (祝日のポルカ)Aプロ参照

 


2月
 6 土 14:00 A グリ-ンホール相模大野
 7 日 13:30 A 蕨市民会館
 9 火 14:00 B 練馬文化センター
10 水 14:00 A 名古屋市青少年文化センター
11 祝 14:00 B 伊勢市観光文化会館
13 土 14:00 B 岐阜市文化センター
14 日 14:00 A 高槻現代劇場
15 月 18:30 B 倉敷市芸文館
16 火 18:30 B 香川県県民アクトホール
20 土 14:00 A 下関市民会館
23 火 14:00 B 鹿児島県文化センター
24 水 14:00 A 熊本県立劇場    
27 土 14:00 B 佐賀市文化会館
28 日 15:00 A 春日市ふれあい文化センター
3月 
 2 火 13:30 A 広島市中区アステルプラザ
 3 水 18:00 B 島根県民会
 5 金 14:00 B 芦屋市ルナホール
 6 土 14:00 B 小杉町文化ホール
 7 日 14:00 A 金沢市文化ホール
 9 火 14:00 A 新潟市民芸術文化会館
11 木 18:30 B 前橋市民文化会館
12 金 14:00 A 宇都宮市文化会館
14 日 14:00 B 仙台市若林区文化センター
16 火 18:30 B 新宿文化センター
17 水 14:00 A 市川市文化会館
     18:30 B 市川市文化会
18 木 14:00 B さいたま芸術劇場
19 金 14:00 A 水戸市民会館
21 日 14:00 A 八王子市南大沢文化会館
22 休 14:00 B 関内ホール

ARTISTIC DIRECTOR PRANCISKUS BUDRIUS
CHOREOGRAPHED VYTAUTAS BUTERLEVICIUS
MUSIC DIRECTOR SAULIUS PRUSEVICIUS
CHORUS MASTER ALGIMANTAS KRIUNAS

ANSAMBLIS "LIETUVA"
Vytenio 50, LT-2006 Vilnius , Lithuania
tel. (370-2) 23 98 59 fax (370-2) 23 98 60

1999lietva.jpg

Pranciskus BUDRIUS

Vytautas BUTERLEVIC1US

 

Algimantas KRIUNAS

Kestutis BALTRUNAS

Felicija PETRAVICIUTE

Jolanta MIKNIUTE

Aldona BABARSKAITE

Estera PAUKSTYTE

Petras BUDVYTIS

Andrius PLUKAS

Saulius PRUSEVICIUS

Violeta AUKSTIKALNYTE

Nijole PLAVINSKAITE PRUSEVICIENE

Laimonas JAKSTYS

Romas JUOCIONIS

Pranas VAICIUSKastytis TAUJANSKAS

 

 

Dainius Petras KAMAITIS

Migle STONYTE

Edita BRUSOKAITE

Jurgita KUBILIENE 

Rita PRUSEVICIENE

Birute KUGAUDIENE

Vida Marija  LEGKAUSKIKNE

Greta BOGUCKYTE 

Aliona VOLUNGEVICIENE

Genovaite KUCKAILYTE

Loreta PUTVINSKAITE

Jurate PILIPAVICIUTE

Raminta CYPLYTE

Gintautas ANDRUKENAS

Nerijus CEPULIONIS

Nerijus IMBRASAS

Edgaras SUPRUNAS

Eimantas GRABSKIS

Mindaugas UBARTAS

Arnoldas PAUKSTE

Tadas BUJANAUSKAS

Ernestas ZALESKIS

Arunas PESTENIS

Sigitas KIRKICKAS

Donatas SINIAUSKAS

Daiva RIMKUTE 

Jonas LAURINAVICIUS

Egidijus VICAS

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