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ハンガリー初代国王戴冠1000年記念公演

ハンガリーフェスティバル           


プログラム

第1部 ELJEN(万歳) 

 

今日から大人への仲間入り
 16歳から18歳ころの少年が大人として認められるようになるセレモニーはハンガリーでも広く見られます。そのセレモニーでよく踊られる踊りを、唄われる唄を、シンボリックな冗談遊びを集めています。大人になる儀式が済めば村のコチマ(ハンガリー居酒屋)で先輩若者の皆にお酒を振舞います。その後、タンツハーズ(踊りの家)の出入りを許され、恋人とお互いの家を行き来することが許され、自分の責任で家を建てたり家庭を築くことができるようになります。

 

1. ヘートファル村のボリツァ踊り

 前世紀にファルシャング(カーニバル)では多くの村でボリツァ踊りを踊る習慣がありました。村でボリツァを指導する若者をヴァターフと呼んでいました。少年から青年になるころの少年(16歳くらい)はクカと呼ばれました。クカは青年の仲間入りの儀式に踊りと女性に対する試験が待っていました。先輩たちの踊りのようにうまくできるかどうか、女の子に男らしく接することができるか、酒が飲めるか、唄えるか、いろいろな冗談も交えた試験がボリツァの踊りの中で繰り広げられます。

 

2. ゼンプレーン地方のカリカ踊り
 女性の遊び踊りです。世代別にいろいろな組み合わせがあります。同時に二声の唄い方を特徴とし、ゼンプレーンの代表的な踊りで知られています。

 

3.ボンチダの音楽

 

4. エレク村の踊り
 東ハンガリーにエレク、メーケレクというルーマニア人が住む村があります。俊敏なソロとカップルダンスで構成されるジョクはルンガ、ムネテル、チガネスカ、アルデレアナの4つで構成されています。

 

5. マジャール・ソバタの唄

 

6. ジョルジファルバの若者の踊り
 カロタセーグ(トランシルバニア)地方の中でも独特の習慣と踊りを有する唯一の村です。カロタセーグの一般的で有名なレゲニェシュ、チャルダーシュの他、ラシュカニトシュの踊りが結婚式のたびに踊られます。ラシュカ(パスタの種類)を捏ねたり伸ばすための木を両手に持って、未婚の若者が踊ります。若者は自分の踊りを娘たちに、恋人に、意中の人に披露します。最後はレゲニェシュで仕上げます。

 

7. 上下(南北)の踊り
 シャートルアヤウイヘイはゼンプレーン地方のひとつの境界線でもあります。そこから上(北)はスロバキア人が多く住み、下(南)はボドルクズと呼ばれハンガリー人が住んでいます。スロバキアとハンガリーのチャールダシュのコントラストは秀逸ものです。

 

8. ヴェソゥシュ村とチャーバシュ村の踊り
 ルーマニア・トランシルバニア地方では三つの民族(ルーマニア人・ハンガリー人・ジプシー)が同じ村に住んでいることは珍しくありません。三つの民族の踊りが展開されます。チャーバシュ村は2000年2月ハンガリージプシー民族音楽舞踊団で来日し、強烈な印象を残していったサースチャーバシュ・ジプシーバンドの村です。素朴で楽しそうなジプシーの踊りを踊った楽団でした。隣村のヴェソゥシュ村の踊りで始まります。


第2部

 

9. トカイ(ボドルクズ)の踊り
 この舞踊団のダンサーが住んでいるトカイの踊りです。自分の生活の一部である踊りをそのまま紹介します。チャルダーシュ、フリッシュチャルダーシュ(早いチャルダーシュ)、コニハタンツ(台所の踊り)の三つで構成されています。

 

10. セーク村の2組の踊り
 ハンガリー全国ソロダンス・コンテストで2度優勝したフリニャンスキー・タマシュのソロは見事です。

 

11. カロタセーグの音楽

 

12. マーチュシュの天秤棒の踊り
 一日の日課である水汲みの後、若いカップルが水汲み天秤棒で遊び踊ります。

 

13. ホルトバジの牧夫の踊り
 ハンガリー大平原の牧夫は昔から厳しい規律の生活を守ってきました。牧夫は春から秋にかけて村を出て一人暮らしをして、大平原で豚、牛、羊、やぎ、馬等の動物を飼っていました。サーマドゥ(牧夫の頭)はシーズンの最後に各牧夫たちが受け持った動物の数を数え、動物の成長を見て給料を払いました。最後の日はサーマドゥのリードで豚飼い、牛飼い、羊飼い、馬飼いが彼らの踊りを披露します。

 

14. 女性の瓶の踊り
 頭の上にワインの入ったビンをバランスよく保ちながら、女性の女性らしも保ちながら、歌いながら、踊りながら、ひやひやどきどきの踊りです。

 

15.サトマーレの踊り
 最後は代表的なハンガリー民族舞踊を紹介します。東北ハンガリーに位置するサトマーレの踊りです。チャルダーシュ、フリッシュチャルダーシュ、ベルブンクで構成されています。


2000年9月 解説 フォークロールレポーター 増永哲男


 3日(日)午後2時 水沢Zホール
 5日(火)午後2時 桶川市民ホール
 6日(水)午後2時 鎌倉芸術館小ホール
 7日(木)午後2時 市川市文化会館小ホール
 8日(金)午後7時 岐阜県民体育館
10日(日)午後1時 富山県利賀芸術公園
11日(月)午後7時 愛媛県国際交流センター
13日(水)午後7時 高槻現代劇場
15日(金)午後2時 双葉町ふれあい文化会館
16日(土)午後1時 江東区文化センター
     
16日(土)午後1時 第4回レゲニェシュフェスティバル

  

Satoraljaujhely

Hungary

TOKAJ Nepi Egyuttes

 

Artistic Director
FEHER Janos

 

Dancers & Musician
HLINYANSZKI Tamas
IGNECSI Zsolt
BANYACSKI Ferenc
GYENES Laszlo
KOVACS Sandor
LOVACSI Gyula
NEZANCZKI Krisztian
NEZANCZKI Norbert
VECSI Attila
ERMENYI Tamas
ROMER Otto
MONOK Zoltan
ROMER Judit
DOSA Katalin
FEHER Katalin
GULYAS Melinda
OROSZ Andrea
OROSZ Aniko
SZABO Erika
STRACK Orosolya
VECSI Anita
KOZMA Judit
ZIZSAK Kittio

Japan Tour 2000
STAFF

Stage manager  VARGA Ervin

Assistant  BABA Toshinari
Sound  YAMADA Yuichi
Lighting  NIIJIMA Nobuyuki

Bus Driver  KOMAGATA Toshiharu
Secretary  MASUNAGA Kazuko
Assistant  MASUNAGA Kaori

Tour Director  MASUNAGA Tetsuo

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