「ルチニッツァ、ルチニッツァ」

スピードと躍動感、

高度なテクニック

        1994年の 「マスナガツアー」 でメジラボルツェという、ひと山越えればウクライナという田舎町のフェスティバルに行った時のこと、野外劇場でのプログラムは予定通り進行していたのだが、そのうち一つ演目が終わるたびに、拍手に混じって「ルチニッツァ、ルチニッツァ」というかけ声がかかるようになり、しまいには観客のほとんどが手拍子とともに唱和するようになってしまった。その日のトリだったルチニッツァを早く出せという催促のかけ声だったのだが、彼らのあまりにも素直な反応に、次の出演者に同情しつつも笑い出さずにはいられなかった。

   以来、彼らの公演を何度も見てきたが、メンバーは入れ代わっても若い男女が繰り出す踊りのスピードと躍動感、高度なテクニックは変わることがなく、今度久しぶりに来日すると聞いては、今から手拍子とともに「ルチニッツァ、ルチニッツァ」とかけ声をかけたい心境である。

   スロバキアダンス研究会クラスナ・ホルカ主宰 
                       大久保精一

気品・可憐・躍動が似合うスロバキア民族衣装
世界に誇るスロバキア・フォークアート!
心に残るコレオグラフの極み


フォークロールレポーター 増永哲男

2012 LUCNICA
  • Facebookの社会的なアイコン
  • Facebook
  • YouTube
  • Facebookの社会的なアイコン